解体業・・・何の?
ギガジンの記事に、先日取り上げていたイルカ漁の記事の中で牛や豚の屠殺場の実態について少し触れましたが、タイムリーにもギガジンのヘッドラインニュース(http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20071108_headline/)にそこで働いた経験のある人たちの体験がつづられた掲示板ブログが紹介されていたので取り上げます。
というもので、題名通り、日給二万円もらっても耐えられなかったという書き込みから始まるこのスレッドでは実際に豚や牛の屠殺場で働いたことがあると思われる人たちの書き込みと、人間の肉食に関するやりとりが行われていて興味深い。
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/06(火) 21:22:09.52 (p)ID:3buhYveB0(7)
>>14
マジ。
俺の勤めてたトコは牛が一頭、通り抜けられるくらいのゲートがあって
トラックで運ばれた牛がそこをくぐると足下に水が張ってて
牛がやってくると電流を流して死なせるの。
で、トラックにいる間モーモー鳴きわめいてたのが
ゲートをくぐって水の上に立つと鳴き止んで泣くんだよ。
「ごめんなさい」と思いながら5人でボタンを一斉に押して電流を流すんだけど
やっぱ最初は悲しくて肉食えなかった…
このような実際に牛を殺す場面を描かれると、どうしてもそれまでおいしい切身の状態だけをイメージして食べていた牛肉が食べにくいような気がしてきます。このあたりが、イルカ漁の記事でも書いたように屠殺現場や、人間が理解できるような知恵を持っている動物を食べることへの抵抗感の根源にあるものだろうと思う。
ただ以下のような日本語の「いただきます」という言葉は
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/06(火) 21:41:08.72 ID:X26G2jUX0
>>47
食べ物って言うけどものを食べてるんじゃない、命を食べているんだ
だから(命を)いただきます、っていうんだよ
俺はこう教わった
この解説は私も聞いたことがあるが、とても説得力のあるものだと思う。肉食がほかの生命を殺すことで成り立っていることを自覚して生きてるんだってことがわかる人間になりたい。それにしても、日本人は魚をお造りにしたりしたものは全然抵抗なく食べられるんだから、動物の肉を食べることに日本人はそれほど抵抗感は持っていなかったかもしれない。何しろ、生けすからぴちぴちの魚を取り出して、活き造りにするのがぜいたくな食べ方だと思われてるんですから・・・。
少なくとも食文化に関して、日本はほかの国と違う独特な世界観があると思うので、クジラ食やイルカ食だけでなく「(命を)いただきます」という言葉を食事のはじめに言う習慣も世界に発信していくことで、世界の人に日本の文化を理解してもらいたいですね。欧米でも寿司など、生魚をごはんで食べる食文化は特に近年急速に広まっているようですので、楽観的に考えるともうそろそろ欧米の方から「クジラのカルパッチョうまいじゃん」とか「イルカの煮込みもイケるよ」とかいう評価が出てきてくれないかな(笑)と希望的観測を述べてみる。(醤油も一度記事で取り上げたが、米国進出50周年を迎えている。)
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